アメリカ生活最初の災難② ネズミが出た!
ネズミ捕獲後・・まさかの展開
食品パントリーの中に仕掛けたネズミ捕りに、見事ネズミが引っかかり、翌朝ペストコントロールの方が回収していってくれたおかげで平穏な日々がまた戻って来た・・・と思ったのもつかの間。
さらにとんでもない事件が起こりました
捕まえた、ネズミ、母ネズミだったのです。
そう・・・我が家で出産していたのです・・・・
その日、夫は出張で留守。私は一人で夜映画を見ていました。
そして、トイレに行き、ソファに戻るときに廊下に1匹のむき海老が落ちているのを見つけました「ん??なんで床に海老が落ちてんだ・・・?」と思い、よーーーく見てみると・・・
赤ちゃんネズミだったーーーーーー!!(蒼白)
死ぬかと思いました。
1匹の赤ちゃんネズミが、恐らくまだ目も見えておらず、毛も生えていない、肌色のビチビチ動く赤ちゃんネズミが・・・ゲストルームのドアの下の隙間から、リビングに這い出て来ていたのです・・・
もう私はパニック。号泣。え?え?え???嘘でしょ!?!?!?
その間もビチビチと動きながら少しずつ前進する赤ちゃんネズミ。
やばい、このままではやばい・・・進路を断たなくては!
と思った私はネズミの上からお皿をかぶせ、見えないように、そしてネズミが移動できないようにしました。
ふぅ・・明日の朝またペストコントロールの人に来てもらわなくちゃ・・・と少し冷静になり、しばらくしてからやっぱり怖くなって「お皿」の様子を見にいってみると・・・
ドアの下の隙間から、
もう1匹出て来とるーーーーーー!!!!(憤死)
そうです・・・ネズミは一度の出産で平均6〜8匹産むとのこと(種類にもよるそうです)。
きっと、母ネズミが捕まり、お腹を空かせた子ネズミたちが、
空気の流れを感じ取って、目が見えないながら必死にお母さんを探しに出て来たのでしょう。
こう書くと、なんだか可哀想だし、子ネズミ頑張れ!と思う方もいるかもしれませんが、
はっきり断言します。1億パーセント可愛くありませんでした。
肌色の、ビチビチの、むき海老ですよ。もう、その気持ち悪さに憎しみしか湧きませんでした(ごめんよ)
結局その夜、ドアから次々這い出てくる私は号泣しながら7匹の子ネズミたちにお皿をかぶせたのでした・・・
長かった夜が明け、翌朝、ペストコントロールの人がお皿を一つ一つオープンし、回収していってくれました・・・
これにて我が家のネズミ騒動は幕を閉じました。げっそり・・・
一体、どこで出産してたの?
ちなみに・・・ネズミは家の一体どこで出産したのか?というと、その後発覚したのですが、
どうやらゲストルームの床に置いてあったエアベッドの下だったようです。
なぜ分かったかというと、エアベッドの下からネズミがボロボロにした痕跡のある紙が見つかったからです。。
(この紙にはWi-Fiのパスワードが書いてあって、ずっと探していた・・)
床とエアベッドの間にある、本当にわずかな隙間から入り込んで、出産したんですね・・安心感があったのかな。。
このエアベッドはメインベッドルームのベッドが来るまで夫婦で使っていましたが、その時は誰も寝てなかったので、良かった・・・
ネズミの侵入経路は?
最大の問題はネズミはどこから侵入したか?です。
ペストコントロールの人曰く、ガレージから入る玄関ドアの下にほんのわずかな隙間があり、そこから侵入したのではないか?と話していました。
ネズミは頭蓋骨がとても小さいので、信じられないくらい狭い隙間でも、
頭をスクリューしてねじ込み入り込めてしまうのだとか。
恐ろしすぎやしないか。
また、私がその後自力で調べた結果によると、
- 開けっ放しの窓から、外壁をつたい侵入(特に外壁にツタがあったり、窓の近くに木の枝が伸びているおうちは要注意だそう)
- パティオやガレージに置きっ放しのダンボールを巣にしてしまう
- 冬は暖かい住処を求めて、特に人間の家に侵入しやすい
- 放置しっぱなしのペットフードの匂いで侵入することがある
などなど。油断できませんね。
その後、我が家は、ガレージの玄関ドアの下にゴムパッキンを敷いて、隙間を塞ぎました。
また、窓はそれ以来開けてません
そして、超音波のネズミ避けを家に複数箇所設置。
(↓こーゆーヤツです)
そのお陰か、それ以来、この2年近くネズミは家の中で見ておりません。。
あとやはり猫ちゃんを飼うのも効くそうですね!猫がネズミを捕まえずとも、猫の匂いでネズミは嫌がり出て行くそうです。
我が家、新しく階下に引っ越して来た方が猫ちゃんを飼っているので、そのおかげもあるかな・・?と思ってます。笑
ただでさえ大変な異国生活、せめて家の中だけは、安心して穏やかに暮らしたいものです・・・(切実)